1613年(慶長18年)に伊達政宗の命で支倉常長がメキシコ、スペインを目指して石巻の月浜港から出港したサンファンバウティスタ号
慶長使節ら郷土の先陣たちの偉業を後世に伝えるために復元されたサンファンバウティスタは1993年に完成
国内で復元された最後で最大の木造様式帆船
震災で被災しここも閉館されていたのは知ってましたが、去年国内外のたくさんの方々の支援やカナダからのメインのマスト材の寄贈で元の姿を取り戻しました
震災後なんだか気になっていて時々思い出していたのですが、昨日ようやっとでかけてきた

まず出るのが展望できる広場、そこから覗くとありました!
ん、、、ちいさい??!

いえいえ、、やっぱり大きい!
なかなか全体の写真が撮れません

この日は平日だったからかな、、ペンキ塗りしてる方が、、
ここから船の中に入れた


ベッドが見えるかな、長さ130cmしかないのです、揺れるのでわざと?小さくしてるらしい



中に入れるとは思ってなかったのでびっくりでしたが、、なんだか芸術品を見てるような、そんな見事な船の中

これは船首のほうにあるギャレー、、キッチンだね
キッチンはこれだけだったのかな、、、180人もの乗組員が乗ってたそうな
船の中もですが、他の展示もなかなか充実でびっくり、、
おもしろいのがシュミレーションシアターというところ
(シュミレーションは間違い、シミュレーションが正しいとのことでした)サンファンバウティスタが航行してメキシコについてスペインへ行くまでの様子が20分くらいの映像で見られるのですが
座ってるシートが、、、船が揺れるようにゆれまーーす!!
(私はちょいとこわかった)


外に出てもう1度ぐる~っと回って

震災の時津波にもまれてたサンファンバウティスタ、ロープ1本残ったのでかろうじてつながっていたと

津波の後

津波はなんとか持ちこたえたマスト、そのあとの強風で折れてしまったと
その折れてしまったマスト等も展示されてます
お近くの方、、まだ出かけたことが無いお方、、是非出かけてみてくださいな、、おすすめです
(震災から400年前の1611年慶長16年に「慶長大地震」と呼ばれる大地震があり、仙台藩領内も甚大な被害をうけたけれど、震災の後2週間くらいで「船を作ってメキシコへ使節を出す」と政宗は告げたのだそう)